薬を購入するパターンとしては、まずドラッグストアや一般の薬局、そして処方箋を持って行く薬局があります。ドラッグストアと一般の薬局ではだいたい売られている薬は同じです。処方箋が必要な薬局は、一般の人は処方箋なしでは購入することが出来ません。一応、一般の人が買える薬も置いていますが、ドラッグストアのように沢山陳列されているわけではありません。
処方箋が必要な薬局は、調剤といわれます。これは、処方箋を元に、薬を用意する作業です。タブレット状になっているものならそのまま出すこともありますし、粉のタイプならその場で配合して行うこともあります。場合によっては、タブレット状のものを砕いて行うこともあります。この薬局で製剤との言葉も見かけることがあります。違いがあるのかどうかです。
製剤は、処方箋を必要としない、薬局独自の薬を指します。薬剤師が薬の知識を元に、一般では売られていない薬を新たに組み合わせて作る薬です。ですから、オリジナルの薬を作ってもらうこともできます。肌に塗るものなどだと、人によって市販品が合わない場合があります。その人に合わない成分を入れず、別の成分を入れて作ってもらえます。希望を伝えれば、それも加味して作ってもらえます。